PURSON / The Circle And The Blue Door











UK 2013 

Rise Above Records  RISECD152





BLOOD
CEREMONYからフルートとハードロック成分を抜いてサイケ成分を多めにしたような音で、当然メタルっぽさなどはほとんどない。昭和歌謡が好きな人に
アピールすることも出来るんじゃないかと思えるような音だけども、歌謡曲よりもずっとゴスっぽい手触りがあって、本人たちもインタビューでそのよ
うに公言している。というか中心人物のRosalieが前やっていたIPSO
FACTOというバンドがゴス方面らしい(こっちは聴いていないのでよくわからん)。

さて、こういうのは大好きな音のはずなのに、いまいちのめり込めなかった。何が不満なのかとよく考えてみると、自分はこの手の音にブラックミュー
ジックの影響を求めているようだ。このバンドの話に日本のグループサウンズ(以下GS)を持ち出すのはどうかと思うけど、私はGSが結構好きで、
ちょこちょこ聴いている。GSも黒いビートを指向しているバンドは、わかりやすい歌謡曲のふりををして足腰からファンク成分が漏れ出ていたりして
えらくかっこい
いんだけど、PUROSNはそこまで黒人音楽を指向していないように感じるので、そこが不満だったのかもしれない。まあ、生でライブ見てみないと
わかんないけど。これは単純に好みの問題。本当はフォーク寄りのバンドとして聴くべきなんだろう。





MEMBER:

Barnaby Maddick : Bass

Jack Hobbs : Drums

Samuel Shove : Keyboard, Mellotron, Wurlitzer

Rosalie Cunningham : Vocals, Guitar

George Hudson : Guitar





SONGS:

1. Wake Up Sleepy Head

2. The Contract

3. Spiderwood Farm

4. Sailor's Wife's Lament

5. Leaning on a Bear

6. Tempest and the Tide

7. Mavericks and Mystics

8. Well Spoiled Machine

9. Sapphire Ward

10. Rocking Horse

11. Tragic Catastrophe





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